12月20日より、製菓衛生師表示プレートの表示資格を持つ県内の菓子店162店舗でプレートの掲示を始める。掲示は福岡県菓子工業組合(春吉3)によるもので、製菓衛生師は、製菓衛生師法に基づいて各都道府県が国家試験を行い、安全な菓子を作るための知識や技術を備えたと認められた者に与えられる資格。同組合が提出し立法された。しかし、現状は名称のみの独占で、同資格がなくても菓子屋を開業できるため、資格が有名無実化していた。組合で資格の地位向上を図るための施策を検討した結果、木製のプレートを作成し、店頭掲示することにより資格をアピールすることにしたものである。大きさは30センチ×11センチで、中央に資格取得者の名前が記されている。プレートは、同資格を有する者で、同組合の衛生講習会を受けることで配布される。福岡県菓子工業組合