福岡市美術館で「夏休みこども美術館」-キッズスペースも開設

2階ロビーのキッズスペース「森のたね」

2階ロビーのキッズスペース「森のたね」

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 福岡市美術館(福岡市中央区大濠公園1)は現在、「夏休みこども美術館2010」を開催している。

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 2階企画展示室では「こどもギャラリー ここはどこ?~アートで行こう・ふしぎの旅~」と題し、「旅」をテーマに選んだ国内外のアーティストの作品15点を展示している。子どもが見やすいようにと通常より約20センチ程度低く展示しているほか、「作者名や作品タイトルは表記せず、絵を良く見てもらえるような質問を掲示して工夫した」と学芸員の鷲頭桂さん。「展示位置が違うので、作品の印象も変わり、大人も楽しめる」とも。

 2階ロビーには、授乳室や絵本が自由に閲覧できるキッズスペース「森のたね」を開設。福岡で活動する美術家のオーギカナエさんがデザインし、「子ども連れの利用者に好評」だという(夏休み企画終了後も常設)。

 1階読書室では企画展と同じ「旅」をテーマにした書籍を集めた「こどもとしょかん」を展開しているほか、期間中はガイドボランティアが常設展示を子どもにも分かりやすく案内する「ギャラリーツアーforキッズ」なども行っている。

 開館時間は9時30分~19時30分(日曜と9月は17時30分まで)。月曜休館。常設展の観覧料は、一般=200円、高大生=150円、中学生以下無料。9月5日まで。

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