イムズ（福岡市中央区天神1）で8月22日、着物で街を埋め尽くすイベント「キモノでジャックin福岡」が開催される。

　今年3月に「京都を着物で埋め尽くそう」と着物好き11人が立ち上げた団体「キモノジャック」。「着物を着た人が街に集まれば面白い」と企画されたもので、ツイッターなどをきっかけに埼玉、群馬、愛知など全国にも輪が広がりつつある。福岡にも今年4月、「着物を気軽に着る機会が欲しい」と福岡支部責任者の鈴木キクさんが呼び掛けて支部が誕生した。

　「ただ着物を着て、集まって散歩して写真を撮って楽しむゆるいイベント」と鈴木さん。福岡では今回が5回目の開催で、過去には男女約10～20人が集まり、警固公園や櫛田神社まで練り歩きや博多祗園山笠の飾り山見学などを行った。

　着物・浴衣の着用で、当日は13時にイムズ地下2階のイムズプラザに集合。12時30分よりキモノジャックのオリジナルうちわが参加者に配布される。13時の集合時と14時の解散時に集合写真を撮影する。その間の約1時間は館内で自由行動。館内の一部店舗では参加者限定の特典などを受けられるという。

　鈴木さんは「着物は敷居が高いと思われるが、構えず気軽に着られる機会になれば」と話す。参加無料。事前の申し込みは不要（途中参加・離脱も可）。