福岡市は9月1日、福岡市内のアジアの文化遺産を紹介する情報サイト「Fu:a(ふーあ)」を開設した。
1989年のアジア太平洋博覧会を機に、アジア太平洋フェスティバルや福岡アジア文化賞、アジアフォーカス・福岡国際映画祭など、福岡市は20年以上にわたってアジア文化事業を展開。「アジアと深い交流のある福岡の特性を生かそう」(福岡市市長室広報課の八尋さん)と立ち上げたという。
サイトでは、アジアフォーカス・福岡国際映画祭の特集ページやアジアに関連するイベント情報などを掲載。「今後は、市が所蔵する美術品や映像なども公開していきたい」と八尋さん。今月中旬には、英語、中国語、韓国語の4カ国語に対応する予定。
八尋さんは「福岡市民の皆さんがアジアを知り、交流イベントに参加していただくきっかけになれば」と期待を寄せる。
今月11日・12日には、エルガーラ・パサージュ広場(天神1)でサイト開設記念イベントも実施する。開催時間は10時~18時。入場無料。