西鉄福岡駅構内に11月9日、博多で人気を集めるドーナツ専門店「Canezees Doughnut TENJIN(ケンジーズドーナツテンジン)」がオープンした。
博多区店屋町の居酒屋「Kenji屋」オーナーの上杉健治さんが「ドーナツ好きな娘に安全なものを食べさせたい」と店内でドーナツの販売を始めたのをきっかけに人気を集めた「ケンジーズドーナツ」。博多駅前や博多デイトス内に出店を続け、4店舗目となる同店で天神エリアに初出店する。
店舗面積は4.65坪。席数は4席でイートインもできる。内装は、福祉施設「葦の家」(城南区)のアーティストが店内床のイラストを手掛けたほか、建設現場の足場板を再利用したテーブルを設けた。
メニューは、「ハニーシュガー」(180円)、「黒ゴマきな粉」(190円)、「カカオバリーチョコレート」(220円)など定番メニューなど常時約15種をそろえる。筑後平野産の小麦粉など地元の素材を使用し、揚げ油は米油でトランス型脂肪酸を多く含むマーガリンやショートニングは使わないのが特徴。九州産の大豆「ふくゆたか」を使用し、大豆の皮や繊維質すべてを液状にして生地に練り込んだ、天神店開店と同時に考案した「SOYドーナツ」(プレーン、黒ゴマ、ピーナツ190円~)も。
ドーナツ1個にコーヒーが付くセットメニュー(420円)や、ドーナツ1個と同店限定の有機栽培コーヒー豆を使った黒ビールがセットの「謎の大人セット」(800円)も。客単価は約500円。
営業時間は8時30分~23時。