天神地下街(福岡市中央区天神2)で2月25日、中村調理製菓専門学校生による卒業制作展が始まった。
今年は、あめ細工やパン細工、チョコレート細工、アーモンドと砂糖などをペースト状にしたマジパン細工などの手法を用いた、製菓技術科・製菓衛生師科の卒業生160人の作品47点を展示。2~5人のグループで制作した「シンデレラ」や「ヘンゼルとグレーテル」など童話を再現したものやカラフルなウエディングケーキなど、学生の豊かな発想が反映した作品が並び、来場者の目を楽しませている。
「ヘンゼルとグレーテル」をパンで再現した作品を制作した製菓技術科の工藤堂右(たかすけ)さんは「お菓子の家の屋根の質感にこだわった。力作を楽しんでいただければ」と話す。
会場ではマジパン細工体験や学生によるデモンストレーションも行う。
開催時間は10時~20時。今月27日まで。