JAグループの各地の活動を広く紹介しようと展開している「JAゴー号」キャラバン隊が4月18日、福岡に到着した。
農業生産や高齢者福祉など、全国のJAが取り組む活動をキャラバン隊(お笑い芸人・だいなお)が体験し、ウェブで情報発信している同企画。昨年10月にスタートした東京都を皮切りに47都道府県の訪問を目指す。
「だいなお」の野村大輔さん、川口直哉さんの2人は各地のJAの現場で生産者と一緒に農作業、デイサービスなどを体験。「早起きしての農作業や介護施設訪問など貴重な体験をしている」と2人。「人との出会いもあり楽しい」と野村さん。川口さんは「農業は後継者不足の問題も。僕らの体験レポートが若い人にも伝わるきっかけになれば」と話す。
福岡では19日~23日、「JA福岡市」「JA筑前あさくら」エリアを訪問。川の浄化に役立つEM菌を配合したEMせっけん作りや、北崎シーサイドエコ農園(西区)でエコ農園の取材、早良区の内野ファームでは農作業を体験する。福岡でのレポートは5月下旬にウェブ配信を予定。
47都道府県制覇のゴールは9月を予定し、「東日本大震災の被災地にはボランティアとして訪問したい」という。