![魔女人形(撮影=多羅尾牧洋)](https://images.keizai.biz/tenjin_keizai/headline/1305192708_photo.jpg)
イムズ(福岡市中央区天神1)8階の三菱地所アルティアムで5月14日より、企画展「下着アヴァンギャルド宣言-鴨居羊子の小径-」が開催される。
鴨居さんは1925(大正14)年、大阪府出身。1954(昭和29)年に新聞記者から下着デザイナーに転身し、斬新なデザインの下着を発表。個展やショーを開催したほか、絵画制作やエッセーの出版など多岐にわたる活動を展開した。1991年、脳出血のため死去。
同展では、唐十郎さんが監修する「劇団唐ゼミ☆」が昭和30年代の街並みを再現した会場に鴨居さんが制作した下着や絵画、写真のほか、鴨居さんと親交のあった芸術家の作品など約200点を展示する。
「鴨居さんは女性の社会進出が難しかった時代、さまざまな斬新な作品を発表した。作品のほか、その生涯とメッセージは今を生きる私たちに新鮮な驚きを与えてくれるはず」と同ギャラリー広報担当の北村智美さん。
会場では14日・15日、同劇団が公演を行うほか、ギャラリートークなども予定する。営業時間は10時~20時(17日は休館)。入場料は、一般=400円、学生=300円、高校生以下無料。6月12日まで。