福岡市交通局(大名2)は1月17日、平成17年度バリアフリー化推進功労者表彰で「内閣府特命担当大臣賞」を受賞した。受賞したのは福岡市地下鉄七隈線で、地下鉄での受賞は全国初だという。受賞理由は、障害者などを含めた利用者の意見を反映させ、エレベーターや多機能トイレ等を整備するとともに、ホームドアの設置やホームと車両の隙間や段差を解消するなど、すべての利用者の利便性と安全の向上に配慮した施設設備を行ったことが評価された。バリアフリー化推進功労者表彰は、2001年11月に開催された「バリアフリーに関する関係官僚会議」で創設された。バリアフリー化の推進について顕著な功績があった者を顕彰し、優れた取組を広く普及させることを目的に、2002年から5年間限定で実施されている。福岡市交通局