岩田屋本店(天神2、TEL 092-721-1111)、大丸・福岡天神(天神1、TEL 092-712-8181)、福岡三越(天神2、TEL092-724-3111 )は、バレンタイン商戦に向けてバレンタインチョコの販売を開始している。
最も早くバレンタインを展開したのは岩田屋本店で、今年は「人と人の絆を結ぶ、ヴァレンタイン」をテーマに据えて73ブランドのチョコレートを展開。同店は、バレンタインを女性から男性へのプレゼント目的のほか、20代から30代の女性を中心に、普段は手に入らないチョコレートを「自分用」や「友チョコ」として購入する傾向があるという。チョコレートは、「MOF」や「ルレ・デセール」のパティシエやショコラティエのボンボンショコラをはじめとした26の海外ブランドや、「フランス菓子16区」などの福岡のパティシエとのコラボのチョコレートなど。今後、本館地下2階で1月25日より海外ショコラティエのチョコレートを18ブランドを展開した後、2月1日から福岡のパティシエチョコレートを中心に販売し、2月8日よりバレンタインフェスティバルを本格化させる。
大丸・福岡天神は1月16日より、地下2階でバレンタインチョコを展開し、2月1日から8階の特設会場を開設し本格的に販売を開始する。同店は、自分用、普段の挨拶代わりなど、マーケットが広がっていると考えるほか、ショコラブームで海外ブランドの直営路面店も続々オープンし、百貨店の海外・国内ブランド・ショコラティエの取り組みも年々本格化していると見ている。同店では、2月に食品売り場改装1周年を迎え、洋菓子売場のチョコレートやケーキを強化。さらに、インポートブランド、地元パティシエのスイーツ強化を行うほか、バレンタインらしいロマンチックなストーリーのあるチョコレートや、日本のスイーツ界を代表する林雅彦さんや土屋公二さんなどのパティシエのチョコレートを1箱に集約したコラボ・チョコレートなどの初企画も登場させる。
福岡三越は、1月24日から常設ショップでバレンタインを展開し、1月31日より地下2階にバレンタイン特設会場を開設する。同店は、昨年の全国百貨店バレンタイン売上4位を記録している。今年は、ジュエリーショコラコレクションをテーマに「私も食べたい大人の宝石ショコラ」というキャッチコピーを添え、100ブランド1,500種類のチョコレートを取り揃え、拡販を狙う。チョコレートは、九州初登場で同店限定の「デルレイ」や、パリで話題の日本人パティシエ「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」が登場するほか、チョコレートショップとのコラボにより1,000個限定で1粒1,050円(税込み)の「ショコラ・ド・ジュエル」を同店限定で販売する。岩田屋本店大丸・福岡天神福岡三越