西日本新聞社(福岡市中央区天神1)は10月10日、博多弁や博多名所なども盛り込んだ「博多かるた」を発行した。
「博多の名所や方言など、子どもにも分かりやすく地域を知るきっかけになれば」(担当者)と60年前より博多の勉強を行う「博多を語る会」が読み札の文章を選び、発刊にこぎ着けた。「一番山で 名誉の 櫛田入り」「博多弁 バイとタイが 耳につく」など博多を学びながら楽しめる内容で、絵と文字は博多筆師・錦山亭金太夫さんが手掛けた。
博多の習慣や行事などの解説書も付け、「博多土産としても利用してほしい」と担当者。10月下旬より全国の書店に並ぶほか、観光地や駅の土産売り場などでの販売も検討中だという。
価格は1,890円。問い合わせは同社出版部(TEL 092-711-5523)まで。