福岡市美術館（福岡市中央区大濠公園1）で来年1月5日より、「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想」展が開催される。

　「モナ・リザ」などの名画を残したレオナルド・ダ・ヴィンチ（1452－1519）。同展では、「衣紋の習作」のうち日本初公開の2点、弟子との共作「『紡錘の聖母』の習作」、もうひとつの「モナ・リザ」ではないかといわれている「アイルワースのモナ・リザ」、ダ・ヴィンチの愛弟子ジャン・ジャコモ・カプロッティが師の構図に基づき制作したとされている「裸のモナ・リザ」など絵画作品のほか、書籍や資料、ダ・ヴィンチと同時代の画家の作品など、8割以上が日本初公開という約80点を展示する。

　1月14日には同展の日本側監修を務めた木島俊介さんを招き記念講演会「レオナルド・ダ・ヴィンチの＜謎＞が遺したもの」、2月18日には記念コンサート「ダ・ヴィンチが生きた時代の音楽」など関連イベントも予定。

　開館時間は9時30分～17時30分（入館は17時まで）。月曜休館（1月9日は開館、翌10日は休館）。料金は、一般＝1,300円（前売り＝1,100円）、大学・高校生＝1,000円（同＝800円）、小中学生＝600円（同＝400円）。3月4日まで（一部、期間限定の展示品もある）。