イムズ(福岡市中央区天神1)8階の三菱地所アルティアムで8月4日より、企画展「チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち」が開催される。
チェブラーシカは、1966年にロシアの児童文学作家エドゥアルド・ウスペンスキーの童話「ワニのゲーナとおともだち」で初登場したキャラクターで、抱き起こしてもすぐに倒れてしまうことから、ロシア語で「ばったり倒れ屋さん」の意味の「チェブラーシカ」と名付けられる。1969年にロマン・カチャーノフ監督によりアニメーション化され、ロシアでは国民的キャラクターとして人気を集めている。
同展では、エドゥアルド・ウスペンスキーの絵本の挿絵原画、アニメ化によるキャラクター造形にまつわるスケッチなどの資料、2010年にロシアの2人の美術監督に加えて日本人の中村誠監督が手掛けた新作映画の制作過程などを展示する。
期間中の土曜・日曜(8月4日・5日・25日・26日を除く)にはアニメーションを上映するほか、イムズ11階のデジタルハリウッド福岡校で人形作りのワークショップも予定する。参加費は3,000円で、事前の申し込みが必要。
開催時間は10時~20時。入場料は、一般=400円(前売り=300円)、学生=300円(同=200円)、高校生以下無料。9月17日まで。