福岡市は1月25日、天神・博多と福岡サンパレスや福岡国際会議場などのコンベンション施設が集まるウオーターフロントエリアを結ぶ直行バスを運行する社会実験を始める。
福岡国際会議場やマリンメッセ福岡、福岡サンパレスなどのコンベンション施設が集まる同エリア。来街者や観光客らの利便性や回遊性向上を目的に実施するもので、天神ルートは20分間隔、博多ルートは15分間隔で、計8台のバスで運行する。
2011年に同エリアの利用者を対象に行ったアンケート調査で「早く着いてほしい」「どのバスか分かりやすくしてほしい」などの声があったことから、車体は博多織をデザインした車両を使い、乗り場では案内ポスターやバナーなどを掲示。「より分かりやすく便利に利用できるようにしたい」(担当者)という。
料金は、天神ルート=180円、博多ルート=220円。実施は2月1日まで。