天神の百貨店各店でバレンタイン商戦が本格化している。
三越・福岡店(福岡市中央区天神2)地下2階の特設会場では、「ゴディバ」「ショコラトリー・ドゥ・モナコ」などの海外ブランドを含め約85ブランドを展開している。今年は、「ファッションやメークで流行した『猫』のモチーフのチョコレートが登場するなど、見た目のかわいさが選ばれるポイント」と広報担当の森山ミキさん。
2月10日・13日にはショコラティエの来店イベントも予定。客単価は約4,000円を見込む。
大丸・福岡天神店(天神1)は1月30日より、本館1階に特設会場を開設。「震災以降、絆消費の高まりで、女性から男性へのプレゼントに限らず贈る相手も多様化している」と広報担当の鴨打美紀さん。
大丸・松坂屋グループのキャラクター「さくらパンダ」を使った限定商品など約70ブランドをそろえる。
岩田屋本店(天神2)は2月1日より、本館7階でチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」を開催。フランス、ベルギー、イタリアなど世界10カ国の約100ブランドをそろえる。ロサンゼルスでイタリアンレストランなどのオーナーシェフを務めるデイビット・マイヤーズが手掛けるスイーツブランド「ソオラ」の商品や、6人のショコラティエが「KIZUNA~絆~」をテーマに手掛けた商品などを用意。客単価は約5,200円を見込む。
期間中、コーヒーとショコラを提供するイートインコーナー「ショコラバー」や「ジャン=ポール・エヴァン」の期間限定カフェも設けるほか、国内外のショコラティエが来場し、トークイベントなどを予定する。
2月14日まで。