天神地下街（福岡市中央区天神2）で3月1日、中村調理製菓専門学校生による卒業制作展が始まった。

チョコで作った「となりのチョコロ」も

　今年は、製菓技術科・製菓衛生師科の卒業生140人が制作。アーモンドに砂糖と水を加えてペースト状にして作るマジパン細工や、細かいパーツを組み立てたチョコレート細工、発酵を抑えて低い焼成温度で焼き上げるパン細工、あめに空気を入れて膨らませて作るあめ細工などの手法で作られた作品43点を並べる。

　人気アニメや映画のキャラクターをモチーフにした作品などテーマはさまざま。2～5人のグループでデザイン画を決めて制作に取り掛かるが、「デザイン通りに上手くいかないこともあり、試行錯誤して完成させた」と同校助教の小川光信さん。「協力しながら作り上げた作品をぜひ楽しんでいただければ」と来場を呼び掛ける。

　2日・3日には、学生によるウエディングケーキ作りの実演なども行う。開催時間は10時～20時。今月3日まで。