福岡パルコ(福岡市中央区天神2)とイムズ(天神1)で3月13日、レゴプロックでできた世界遺産を集めた「世界遺産条約採択40周年記念 世界遺産チャリティーアートエキシビションPIECE of PEACE-『レゴブロック』で作った世界遺産展PART‐3-」が始まった。
福岡パルコ8階のパルコファクトリーとイムズ地下2階のイムズプラザ、7階の三菱地所アルティアムの3会場で、レゴブロックで作った世界遺産計40点を展示している。会場では、「モン・サン=ミシェル」(フランス)や「サグラダ・ファミリア」(スペイン)、「ピサの斜塔」(イタリア)、「華城」(韓国)、「姫路城」(日本)など、細部まで再現した作品を前に、目を凝らしながら鑑賞している来場者の姿も見られ、にぎわいを見せている。
同日、イムズではオープニングセレモニーが行われ、展示作品の制作・監修を手掛ける日本人で唯一のレゴモデルビルダー直江和由さんが出席。「いろいろな組み立て方でどんな形も表現できる」と直江さん。「自分の考えが形になる、テレビゲームより面白いものがあるんだと子どもたちに知ってほしい。レゴブロックの作品と共に、世界遺産にも興味を持っていただければ」と話した。
同16日・17日には、直江さんの来場イベントも予定する。開催時間は、パルコ=10時~20時30分、イムズ=10時~20時。共通入場料は、大人=400円、小学生=200円、小学生未満無料。4月1日まで。