岩田屋本店(福岡市中央区天神2)本館7階で現在、イベント「日本の職人展~愛おしい日本の手仕事~」が開催されている。
「日本全国の職人の技術を紹介したい」(同店バイヤーの小谷幸三さん)と企画された同イベント。日本画や京人形の顔料として使われるホタテの貝殻を原料とした「胡粉(ごふん)」でできた「上羽絵惣」(京都)の「胡粉ネイル」(1,201円~)やヤマブドウのつるを編んで作った「熊谷竹細工」(秋田)の「山ぶどうバッグ」(13万6,500円)など全国の職人技で生み出した商品をそろえる54店舗が出店する。
会場の一角では、「八尾商店」(大阪)がアニメのキャラクターなどを描く「美術べっ甲飴」(399円~)を実演販売するほか、「絨毯の上でも掃きやすい」というほうきをそろえる「高倉工芸」(岩手)は、「南部小ほうき」(3万1,500円)をはじめ100万円のほうきも用意し、来場者を楽しませている。
営業時間は10時~20時(最終日は17時まで)。6月17日まで。