博多座(福岡市博多区下川端町2)で公演中のミュージカル「レ・ミゼラブル」に出演する福井晶一さんが8月8日、高島宗一郎福岡市長を表敬訪問した。
同作は、ヴィクトル・ユゴー原作の19世紀初頭のフランスを舞台に描いた大河小説。日本では1987(昭和62)年に初演、博多座では2004年、2007年に上演された。6年ぶり3回目となる今回は、初演から26年目にして演出を一新した新演出版として上演。福井さんは、ジャン・バルジャンとジャベールの二役を日替わりで演じる。
市役所1階ロビーのオープンスペースで、約300人の市民が見守る中、市長と歓談。市長に初日公演の感想を聞かれ、「博多座は観客との距離が近く初日は3階席までスタンディングオベーションをしてくれて感動した」と福井さん。「新演出が受け入れられるか不安もあったが、熱いカーテンコールを受けパワーをもらった」と話す。
最後に市長へサイン入りポスターパネルを贈呈。「弱き者にスポットを当て、さまざまな人生を描いた、たくさんの人に共感してもらえる作品」と集まったファンに呼び掛けた。
公演は8月3日~31日。料金は、A席=1万5,000円、特B席=1万2,000円、B席=9,000円、C席=5,000円。