九州大学ユーザーサイエンス機構(南区)は3月24日より、アクロス福岡(天神1)で「旅する絵本カーニバル2006」を開催する。同展は、九州大学ユーザーサイエンス機構(USI)の子どもプロジェクトが、学校と家以外の新しい子どもたちの「遊びと学び」を体験できる地域社会の居場所づくりとして、全国で展開する実践活動の一環。1,500冊の絵本を取り揃えた会場内全体を絵本の街に見立て、「魔法の街」「笑いの街」など、それぞれのテーマごとに絵本を配置しているのが特徴。同展はこれまで6回開催されているが、絵本の数は今回が一番多いという。同25日、26日には、東京とフランスで活躍しているユニット「ゴマ」が、子供達を対象に、絵本型のクッキーにデコレーションを施し、「食べられる」絵本をつくるワークショップを行うほか、27日には、2005年にアジアで初めてスウェーデンの「アストリッド・リンドグレーン記念文学賞」を受賞した絵本作家の荒井良二さんの表彰式の模様や作品を紹介するほか、ライブ演奏を行う。開催時間は10時~18時。入場無料。4月2日まで。アクロス福岡