渡辺通の博多ラーメン店「赤のれん 節ちゃんラーメン」(福岡市中央区大名2、TEL 092-741-0267)が11月28日、大名に移転オープンした。
ビル建設に伴う立ち退きにより移転したもので、店舗面積は以前より5坪広い35坪。1946(昭和21)年に屋台で創業した老舗の同店。近くには「一蘭」「一風堂」「一心不乱」などの人気ラーメン店が集うエリアだが、3代目の津田敏茂社長は「ラーメン店が多い激戦区にあえて挑戦してみよう」と出店を決めた。席数は50席を設け、若年層や女性の利用を見込み、席の配置を広くとる工夫をするなど「女性も入りやすいラーメン店になったのでは」という。
メニューは、細く平たい麺でしょうゆ豚骨味が特徴のラーメン(並=550円、大=680円)、チャーシューメン、ワンタン麺(以上、並=750円・大=880円)など麺類のほか、ギョーザや小焼き飯をセットにしたラーメン定食、豚肉の天ぷら定食、ニラレバー定食、マーボー豆腐定食(以上750円)などの定食をそろえる。客単価は約800円。
津田社長は「激戦区だが昔ながらの懐かしさを売りに、ラーメンだけではない街の中華料理屋さんとして親しんでいただければ」と話す。
営業時間は11時~24時。