岩田屋本店(天神2、TEL 092-721-1111)は3月28日、3月8日~3月28日調べの春物衣料の売り上げをまとめ「2006春夏婦人服売れ筋ランキング」を発表した。前年比売上伸び率は全体で前年比115%で、ベスト5は1位=ドレス・ワンピース(前年比120.9%)、2位=フワフワスカート(前年比118%)、3位=ブラウス(前年比116.8%)、4位=パンツ(前年比114%)、5位=ジャケット(前年比109.6%)の順。今年は景気回復を受け購買意欲が高まったことに加え、気温が高めに上昇したこともあり、春物衣料が活発に動いているという。春物の立ち上がりは、スプリングコートなど羽織り物が中心だったが、3月になってレーシーなブラウスなど薄手のトップスやレース、花柄、フリルをあしらったドレスやスカートが好調に推移している。注目のカラーは白、エクリュ(黄なり)で、トップスからボトムス、ワンピースに至るまで共通して白が用いられ、白をベースにマリンテイストをプラスするなど、清潔感あふれる色合いが販売の主力となっているという。「4月に入ってからも、夏に向けてドレスやブラウスなどの売れ行きが好調」と同店広報室担当の上田さんは話している。岩田屋本店