福岡で毎年9月に開かれている音楽イベントが連携する新たな取り組み「福岡ミュージックマンス2014」が今年から始まる。音楽プロデューサーの深町健二郎さんや高島宗一郎福岡市長、各音楽イベントの主催者らが7月31日に発表した。
音楽イベントが9月に集中していることから、「集結すれば福岡県内外、アジアにPRできるのでは」と深町さんが各主催者に呼び掛けて実現したもの。参加するイベントは、糸島で開かれている「サンセットライブ」、中洲のジャズイベント「中洲ジャズ」、博多駅前で今年初開催の「九州ゴスペルフェスティバル」、キャナルシティ博多で開かれる「アジアミュージックファウンド」、天神各所で行われている「ミュージックシティ天神」の5つ。
深町さんが総合プロデュースを手掛け、福岡の「F」をモチーフにした共通ロゴマークを制作。ロゴを使ったポスター掲示や各イベントでの相互PR、共通の情報サイト開設などを行う。
深町さんは「来年以降には共通チケットや共同でのイベントなども企画していきたい」と意気込みを見せる。高島市長は「通りを使ったイベントも検討したい。福岡に来ると音楽を感じられるようになれば」と話す。