福岡三越(天神2、TEL092-724-3111 )は4月27日より、三越ギャラリー(9階)で「横山大観展」を開催する。同展は、足立美術館(島根県安来市)収蔵の作品の中から51点を展示するもの。広大な日本庭園でも知られている同館は1970年、実業家・足立全康さんが収集した近代日本画コレクションとして開館し、中でも横山大観の作品は質量ともに日本随一の所蔵数を誇ると言われている。主な出展作品は、出世作の「無我」、絢爛豪華な屏風「紅葉」、海・山十題の中から「曙色」「海潮四題・夏」「乾坤輝く」などで、2002年に62年ぶりに発見され話題を呼んだ作品「龍躍る」は同館の移動展としては初公開となる。入館料は、一般=700円、中・高生=500円。開館時間は10時~20時。5月7日まで。福岡三越