西日本鉄道は12月1日、天神大牟田線で「妖怪ウォッチ」のキャラクターを描いた「妖怪ウォッチ電車」の運行を始めた。
「妖怪ウォッチ」のフルラッピング電車は初で、まちづくり団体「We Love天神協議会」が来春にかけて天神地区で展開する「妖怪ウォッチ」関連イベントの一環で運行する。
同日10時33分、天神駅に初めて妖怪ウォッチ電車が入線。同作の人気キャラクター「ジバニャン」が電車から登場すると、集まった「にしてつ保育園ピコラン」の園児らが歓声を上げ、笑顔でジバニャンを迎えていた。
「妖怪のおかげで天神がにぎやかになれば」とWe Love天神協議会の清水信彦理事長。妖怪ウォッチの生みの親、レベルファイブの日野晃博社長は「普段使っている電車に自分たちが作ったものが描かれるのはうれしい。たくさんの方に楽しんでいただければ」と話す。
シートにも約50体の妖怪が隠れているなど、車内も「妖怪ウォッチ」一色。同園の北悠理くんは「妖怪ウォッチが大好き。早く乗ってみたい」と目を輝かせていた。
運行は来年4月5日まで。