福岡市民の祭り振興会(博多駅前2、TEL 092-441-1170)は、5月3日、4日に開催する「第45回福岡市民の祭り博多どんたく港まつり」で公式記念グッズ「博多木札」を発売する。商品の大きさはタテ4.5センチ、ヨコ2.2センチで、ヒノキや杉といった銘木・天然木の端材や国産間伐材を利用した木製ストラップで、参加者限定=1種(写真左、限定500個発売)、一般参加=2種(各250個発売)を用意する。グッズの販売を題材的に販売するのは今年が初で、製造はチクモク(東区)が手掛ける。「これまで『どんたく』には記念に残るものがなかった。公式記念グッズが思い出の1つになれば」と同振興会の関係者は話している。価格は、500円で、アクロス福岡前拠点(天神1)、水上公園内(天神1)の観光桟敷席売店、博多駅臨時案内所で販売される。「博多どんたく港まつり」は、「どんたく隊」が思い思いの格好でパフォーマンスを披露しながらパフォーマンスを繰り広げるもので、筑前国続風土記(貝原益軒著)に記されている「松はやし」を起源としている。また、「どんたく」の名称は、明治時代に一時禁止されていた「松ばやし」を復活させる際に使われ始めたもので、オランダ語の「Zondag(休日)」がその語源であるといわれている。今年の参加団体は、2日間で599団体、参加者は36,632人を予定。また、観客は200万人を見込んでいる。博多どんたく港まつり