スマートフォンアプリを使ったタクシーの配車サービス「Uber(ウーバー)」を展開するUber Japan(東京都渋谷区)が2月5日、福岡県内で同サービスの検証プログラム「みんなのUber」を始めた。
Uberとは、現在世界54カ国280都市以上で展開されているスマートフォンを使ったタクシーの配車サービス。アプリを通じて現在地にタクシーを呼ぶことができ、料金は登録したクレジット決済となる。国内では、東京で一昨年より試験運用を行い、昨年3月に本格サービスを開始した。
福岡は東京に次ぐ国内2都市目の導入だが、産学連携機構九州と連携し、交通ニーズのデータ取得を目的とした非営利の検証プログラムとしての実施。利用条件はあるが検証期間中の利用は無料で、アプリで配車をリクエストすると近くを走る登録ドライバーが到着する。
利用可能エリアは福岡市のほか、春日市、志免町、糟屋町。利用方法は、Uberアプリをダウンロードし、アカウントを作成して完了。検証期間終了時期は未定で、本格導入の時期は現在検討中という。