福岡市内で7月23日から、「福岡ヒストリー甲冑(かっちゅう)づくり講座」が開講する。
福岡の歴史と文化を再確認してもらい、福岡城跡へ愛着をもってほしいと中央区が実施するもの。12月までの計10回の講座で、プラスチック製の甲冑を製作する。
講師は神奈川県在住で甲冑作り教室や製作キットの販売などを手掛ける、自作甲冑クラブしげ部の高瀬ひとみさんが務め、7月~8月で胴・草摺(くさずり)・袖、9月~10月で籠手(こて)・はいだて・すね当て、11月~12月で兜(かぶと)・のどわの順に、3~4人で甲冑一式を作る。また、制作の合間には歴史講座なども盛り込むという。完成した甲冑は区が所有し、地域行事などで活用する予定。
参加無料。対象は市内在住か通勤・通学者。定員は10人(抽選)。場所は中央区役所など。開催時間は平日午後を予定。申し込みは、はがきやメールで6月30日まで受け付ける。