福岡市内で7月1日、「博多祗園山笠」が開幕した。
市内14カ所では飾り山の一般公開が開始。ソラリアプラザ(福岡市中央区天神2)1階のゼファには「十三番山笠ソラリア」がお目見え。表は、桶狭間の戦いの迫力を表現した「風雲桶狭間(ふううんおけはざま)」、見送りは、今年で築造1350年を迎える古代山城の大野城・基肄(きい)城をモチーフにした「筑紫曙千三百五十年(つくしあけぼのせんさんびゃくごじゅうねん)」。
パサージュ広場(天神1)には、表・見送りともに今秋に九州国立博物館で開かれる開館10周年記念特別展「美の国 日本」をテーマにした飾り山が登場。雨模様となった開幕にもかかわらず、記念撮影を行う通行客らでにぎわいを見せていた。
ソラリアプラザでは山笠歴史紹介のパネルも展示。同12日は追い山ならし、13日は集団山見せ、15日は追い山が行われる。