出版事業を手掛けるコマップ(天神1)は5月5日、有料誌「TESORINA(テゾリーナ)」を創刊した。同誌は、同社が発行している子育て情報誌「はっぴーママ」の「お姉さん版」にあたるもので、「はっぴーママ」のターゲットが0歳~6歳の子供を持つ親であるのに対し、新雑誌では5~12歳の子供を持つ親をターゲットに据える。また、少子化が進み、1人の子供にかける金額が多くなっている市場背景を踏まえ富裕層を狙っているのが特徴。誌面では、「ビジュアルで読者を楽しませる雑誌」をコンセプトに子供服のブランドを中心に紹介するほか、「はっぴーママ」の読者モデルの中でも個性的な子供を起用し、今後、同誌専属の読者モデルの導入も予定しているという。仕様はA4サイズで84ページ。発行部数は3万部で、価格は780円。福岡市内の書店などで発売する。当初は季刊誌だが、将来的には全国展開での隔月発行も視野に入れているという。コマップ