イムズ(福岡市中央区天神1)で1月22日、映画「残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-」の出演俳優らによるトークショーが行われた。
作家・小野不由美さんのホラー小説「残穢」を、「予告犯」「白ゆき姫殺人事件」などを手掛けた中村義洋監督が映画化した同作。小説家の「私」(竹内結子さん)のもとへ、読者の女子大生「久保さん」(橋本愛さん)から「今住んでいる部屋で、奇妙な『音』がする」と書かれた1通の手紙が届く。好奇心から調査を始めた「私」と「久保さん」は真相を知るにつれ、さらなる事件に巻き込まれていく。
トークショーには、中村義洋監督、竹内結子さん、橋本愛さん、坂口健太郎さんの4人が登壇。坂口さんは「試写の後は家まで怖さを引きずった。ぜひ皆さんにも引きずっていただければ」。竹内さんは「映画館を出ても終わりじゃない。一人で夜過ごしてみて」と怖さをPR。中村監督は「怖いもの見たさで見に来て。女優2人の美しさも堪能して」。橋本さんは「ホラーでもクオリティーが高く、ミステリー要素もある深みのある作品。こだわりの音を大画面で楽しんで」とそれぞれ集まった観客に呼び掛けた。
同作は1月30日から公開。