西日本鉄道は来年3月、天神大牟田線に新型車両「9000形」を導入する。
既存の3000形車両をベースにした通勤型車両で、ステンレス製の車体の側面にロイヤルレッドの帯を配したカラーデザインが特徴。全ての照明装置をLED化することで省エネ化を図る。車内にはロングシート中間部分に手すりを増設するほか、1人当たりの座席幅を既存車両より拡幅、窓ガラスにはUVカットガラスを採用する。
各扉上部には、日・英・中・韓の4カ国語に対応した案内や広告を表示する2つの液晶画面を設置する。
新型車両の導入は、2006年3月以来11年ぶり。5000形車両との代替を予定しており、来年3月に10両、同年度中に計18両の導入を予定しているという。