岩田屋本店(天神2、TEL 092-721-1111)、大丸・福岡天神(天神1、TEL 092-712-8181)、福岡三越(天神2、TEL092-724-3111 )が、中元商戦に突入した。
最も早く中元商品を展開したのは福岡三越で、「今年はあの人にも贈ってみよう!」をテーマに、ファミリー向けギフトとして鹿児島名物「南国白くまファミリーギフト」(4,200円)や、親しい友人や知人へのギフトとして希少な烏骨鶏卵を使った「金沢烏鶏庵烏骨鶏卵たまごあいす」(5,250円)など、贈る人のライフシーンを想定した「中元の枠にとらわれないギフト」を提案する。ほかにも福岡三越独自に開発したギフト「九州味紀行」では「壱岐勝本町漁港 壱岐剣(いきつるぎ)」(5,250円)や3大明太子ブランドが揃った「福岡三越めんたい味くらべ」などを展開。また、6月6日より、三越社員60名が中央区・南区の住宅地の約1,000件の住宅を個別訪問し、中元を提案する「お中元ギフト宅訪ローラー作戦」を11日まで行っている。6月20日から9階に「お中元ギフトセンター」を開設し、商戦へ本格参入する。
岩田屋本店は6月7日より新館5階特設会場で「お中元早期承り会」を展開、6月28日から本館7階の大催事場に「お中元ギフトセンター」を開設し、本格的に販売を開始する。「結ぶ心、深まる絆。浮かんでくる、たくさんの笑顔」をテーマに、「ソイミルクアイス」(5,460円)などのロハスギフトや、届け先に3カ月に渡って商品を届ける「美食の食べくらべギフト」など、「こだわり」のギフトを展開するという。また、今年の人気アイテム予想は1位=ビール、2位=明太子、3位=素麺となっている。
大丸・福岡天神は6月7日より、西館8階特設会場で「お中元早期承り会」を展開し、6月21日から「お中元ギフトセンター」を開設する。同店は、個人需要の回復基調がみられる中、「贈り先の顔が見えるこだわりのギフトを選ぶ客が増えている」と考えているほか、年々高まる健康志向を踏まえて、「健康・安心・安全に留意した商品」や毎年人気の高い「福岡・九州の名産品」、「ほんもの志向の名店の商品」を柱に、前年より100点多い1,300点のギフトを揃える。ほかにも新企画として、スローフードな食が豊富な九州の島々の商品や「2カ月連続お届けシステム」ギフトを揃えている。