天神のライオン広場(福岡市中央区天神2)の福岡市観光案内所が6月20日、リニューアルオープンした。
訪日外国人の増加に伴うインバウンド強化策の一環で改装したもので、広さは約104平方メートル。約2.3倍に拡張した案内スペースでは、英語・中国語・韓国語に対応する観光案内スタッフのほか、周辺の飲食店を案内する専門スタッフがカウンターに常駐。電車やバスの外国人向け企画乗車券などをはじめとするチケット販売、宿泊施設の案内や予約にも対応する。
館内では、自由に検索できるタブレット端末を備えたソファを設けるほか、福岡を中心に九州、全国の観光パンフレットも用意する。ベビーカーの貸し出しなども引き続き行う。
案内所の利用者数は昨年度、過去最高の約12万2000人を記録。そのうち外国人は2万8000人を超えた。福岡市経済観光文化局観光コンベンション部観光産業課の吉田宏幸課長は「飲食店案内やチケット発券まで行うワンストップサービスで利便性を高めたい」と話す。
営業時間は9時30分~19時。