福岡市、「ネット公売」を開始-ピカソの版画など35点

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 福岡市は7月13日10時より、市税滞納処分により差し押さえた財産をインターネット上で公開し、「ネット公売」への参加者募集を開始した。

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 「ネット公売」は、物品ごとに市が設定した見積額を最低額に設定し、最高額で入札した人が落札するインターネット・オークション。出品されるのは、パブロ・ピカソ作の版画「セレスティーヌ」(見積額=5万円)や井上あきこ作の博多人形「花筐(はながたみ)」(見積額=3万円)など35点。「ネット公売」をするのは市にとって初の試みで、ヤフーオークションのサイトを使用する。

 市税の滞納は、2003年の決算時で約118億円、収入率は95.1%だった。福岡市は、この収入率を2007年には96%に引き上げることを目標に、税収確保に努力しているという。

 参加するには7月4日17時までに「公売サイト」から参加申込みが必要。6月23日は、市役所の15階講堂にすべての公売物件を展示し下見会を行なう。「ネット公売」は7月11日~13日に実施。

ネット公売

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