ラーメンスタジアム（キャナルシティ博多アミューズメントビル5階、TEL 092-282-2525）に6月23日、博多「初代だるま」が元「大砲ラーメン」の区画にオープンする。

　同店は、昭和38年に先代・河原登さんが東区箱崎に開業し、「背脂たっぷりのスープ」と「極細麺」が人気だった。その味は、二代目・河原秀登さんにも受け継がれたが、二代目としての味の革新の結果、多くのファンに惜しまれつつ「初代の味」は封印していた。今年、同店が40周年であることと、「初代の味」復活を望むファンの声や、二代目である河原秀登さんも20年目の節目であることからキャナルシティ店でのみ再現することにしたという。

　元ダレは、当事使用していた醤油の蔵元や塩の産地からの調達など細部にこだわり、創業当事のレシピに基づいて作られたもので、チャーシューの仕込みなども当時と同じだという。店名は、「何度転んでも必ず起き上がる。七転び八起きの精神で進んでいこう」という想いから、先代の河原登さんによって名付けられた。

　メニューは、ラーメン（600円）、チャーシューメン（800円）、もち豚餃子（600円）など。営業時間は11時～23時。

ラーメンスタジアム