インドのIT企業「エス・アール・エム(SRM)テクノロジーズ プライベートリミテッド」(本社=チェンナイ市)は6月19日、天神4に九州営業所を開設した。
同社は、ソフトウェア開発やITコンサルティング・トレーニングが主な事業内容で、日本市場に特化した営業活動を行なっており、全ビジネスの95%が日本のクライアントだという。日本での営業拠点は東京、大阪に続き3カ所目。
福岡市は、注目されるインドとの経済交流を促進させるため、2005年11月、チェンナイ・バンガロール・デリーに山崎市長をはじめとした団体「福岡市インド経済ミッション」を派遣するなど、福岡を「インド交流の窓口」として位置づけインドとの相互の経済・人材交流を展開している。福岡進出について同社担当者は、「福岡側のインドに対する関心の高まりをビジネスチャンスと捉えた」という。
新事務所では、オフショアソフトウェア開発、ITコンサルティング・トレーニング等を手掛けるという。資本金は25万ドルで、2005年度の売上高は525万ドル。(写真=テープカットの様子)