福岡市交通局（大名2）は7月1日より、博多祇園山笠に合わせた地下鉄1日乗車券「飾り山笠（やま）めぐり１日乗車券」を発売する。

　「飾り山笠めぐり１日乗車券」は、今年初登場となるもので、7月8日（土）、9日（日）のいずれかの1日限り地下鉄全線（空港線、箱崎線、七隈線）が乗り放題となるもので、福岡三大祭りである博多どんたく港まつりや放生会に続き今年初めて導入する。博多祇園山笠が開催されている7月1日～14日の期間中には地下鉄各駅（呉服町、中洲川端、千代県庁口、唐人町、博多、天神、天神南、渡辺通、祇園）から徒歩10分圏内の14カ所で「飾り山笠」が飾られるため、見物客の利便性を図る。

　交通局の花田さんは「より多くの方に壮観で見応えのある飾り山を見てもらいたい」と話す。料金は、大人＝500円（通常600円）、小人・割引＝250円（通常300円）。販売枚数は、大人＝6,200枚、小児＝600枚、割引＝200枚。7月9日まで販売。

　このほか、シリーズ第6弾のプリペードカード「山笠えふカード」（大人＝1,000円、1,100円使用可能）を発売するほか、7月15日の早朝に開催される「追い山笠」への見物客の足を確保するために午前3時～5時台に臨時列車を28本運行する。

福岡市交通局