福岡市が12月26日、今年の福岡市政の10大ニュースを発表し、11月8日に発生した「博多駅前道路陥没事故」を1位に挙げた。
博多駅前2丁目交差点付近で発生した同事故。地下鉄七隈線延伸事業に伴う工事での崩落事故で、幅約27メートル、長さ約30メートル、深さ約15メートルの穴が開いた。周辺が停電し、商業施設が営業を停止するなど大きな影響を与えた。
2位は「『WITH THE KYUSHUプロジェクト』熊本地震への支援の輪が広がる」。4月の熊本地震発生直後から大名小学校を拠点にした物資支援や、各所で被災地支援イベントなどを実施してきた。3位は「市税収入」「住みやすさ」「市政信頼度」が過去最高の数値を記録したことを挙げた。
4位以下は以下の通り。4位=2021年世界水泳選手権開催決定、5位=アイランドシティに新青果市場(ベジフルスタジアム)誕生、6位=ミャンマー連邦共和国ヤンゴン市と姉妹都市を締結、7位=博多祇園山笠のユネスコ無形文化遺産への登録、8位=ルイ・ヴィトン・アメリカズカップ・ワールドシリーズ アジア初開催、9位=通院医療費助成が小6まで拡大、10位=福岡市立中央児童会館「あいくる」リニューアルオープン。