イムズ(福岡市中央区天神1)地下2階で3月24日、「てぬぐいアート展vol.2『あっぱれ滝桜!』が始まった。
江戸初期の1615(元和元)年に京都で創業した綿布商「永楽屋」の14世・細辻伊兵衛(ほそつじいへえ)さんによる作品展。細辻さんは個性的な衣装で、国内外で手ぬぐいの魅力を広める「テヌグラファー」として活動している。
昨年に続いて2回目となる今回は、「桜」をテーマに、ピンク色の花びらを描いた約11~30メートルの「ガーゼ手ぬぐい」72本を吹き抜け部分に展示。空調で揺れる動きで花びらが舞う様子を表現したという。
「京友禅で染め上げた桜。室内の天気に左右されない花見を楽しんでいただければ」と細辻さん。会場では、写真撮影スポットや約200種の手ぬぐいも展示販売している。
4月1日には、細辻さんと華道家・池坊美佳さんによるトークショー、同8日にはオリジナル手ぬぐいを作るワークショップなども開く。
営業時間は10時~20時。入場無料。4月17日まで。