広告制作を手掛けるホイップ(中央区薬院2)は6月30日、フリーペーパー「THEATER View FUKUOKA(シアター・ビュー・フクオカ)」を創刊した。仕様はA5判8ページで、発行部数は1万部。隔月発行で、福岡市内のカフェやイムズ、大丸・福岡天神、西鉄ホールなど約20カ所に置かれる。
同誌は、演劇に特化した福岡初の情報誌で、「演劇への垣根を低くする」ことを目的としているという。同誌編集長の筒井さんは創刊の背景について「演劇を楽しむ文化が福岡には乏しい」と話す。
内容は、話題性のある旬の役者が出演する演劇を特集で紹介するほか、ギンギラ太陽‘sの大塚ムネトさんによるコラムを連載し、福岡らしさを十分に加味して打ち出した誌面構成になっているのが特徴。
西鉄ホール、博多座、イムズホール、福岡シティ劇場、北九州芸術劇場の他、福岡市内のホールや会館などの公演スケジュールを一覧で紹介するほか、今後、演劇への理解を深めるために雑誌「シアターガイド」編集長のコラム掲載も予定しているという。