野村不動産(東京都新宿区)は7月18日、中央区大名1に都市型レストラン・コンプレックス「大名バルコニー(仮称)」を開発していると発表した。竣工は2007年6月を予定している。
延床面積は約250坪(予定)。鉄骨造7階建てで、予定店舗面積は各階約35坪×7店舗。建築デザインは飯島直樹デザイン室が担当し、「大名らしさ」が随所に表現されるビルを計画しているという。ファサードは、各階に印象的なバルコニーを設けるほか、入口からエレベータまで20メートルのアプローチを設けることで敷地内に路地を表現する。
開発は、今年4月に開設したペアシステム事業部福岡事務所が手掛ける第1弾の投資用不動産開発事業となる。同社は、都市型飲食コンプレックスを2004年に「コンツェ恵比寿」(東京都渋谷区)を、2005年に「チアーズ銀座」(東京都中央区)を展開しており、そのノウハウを活かし、今回の開発に踏み出した。「感性の街『大名』に、こだわりの飲食ビル」が今回の開発のテーマだという。