西日本鉄道(中央区天神1)は7月20日より、「天神コアビル」(中央区天神1)の改修工事に着手する。
今回の改修工事は、開業30周年を機に同ビルの「さらなる魅力向上」を目指して実施するもので、大規模な改修工事としては1996年(平成8年)以来10年ぶりとなる。
工事の内容は、外壁の改修と上層フロアの再構築に主眼を置いたもの。外壁は、1階エントランス部の改修や照明によるライトアップ、渡辺通り側2階壁面部のウィンドウ化や南西側の階段室のシースルー化などにより、ファッションビルとしての華やかさを演出し、天神地区の街の賑わいへの貢献を図るという。
上層フロアの再構築に関しては、現在7、8階の2フロアで構成されている飲食フロアを7階に集約。7階は、フロア中央にカフェを配し「歩きながらお店を選べる楽しさ」を演出するレイアウトに変更するほか、植栽や間接照明を新設し環境面のグレードアップを図る。また、8階は飲食フロアから物販フロアに変更し、集客力・話題性の高い衣料雑貨店舗の誘致で、ビル全体への波及効果を期待するという。
グランドオープンは11月を予定。