イムズ(福岡市中央区天神1)地下2階で現在、九州産業大学の学生の作品を集めた「九産大プロデュース展2018」が開催されている。
芸術学部・理工学部・建築都市工学部・経営学部・商学部に所属する約120人の学生が地域振興のため、約50の地元企業や自治体、研究機関と協力して手掛けた作品を一堂に集めて紹介する同展。
会場には、組子を引き手にした桐たんす「TOTEM(トーテム)」、学生がそれぞれ自由に色付けした博多人形や佐賀の尾崎人形、博多織や小倉織の生地を使った小物などを展示するほか、アニメーションと共に自分の顔が映し出されるプロジェクションマッピングなど100点以上の作品を並べる。展示品の一部は地下1階の特設売り場で販売も行う。
芸術学部准教授の佐藤佳代さんは「(当展に)参加する学科や学生も増え、コラボレーションの幅も広がっている。今後も学生の新しいアイデアを生かして地域伝統工芸と地域産業を盛り上げていきたい」と話す。
会場では3月2日~4日、小学生や親子を対象に「フォトプロップス作りワークショップ」を開く。開催時間は13時~17時。参加費は一人300円。
開催時間は10時~20時。入場無料。3月4日まで。