8月5日、6日、天神ライオン広場(中央区天神2)を中心とした各所で、福岡ソフトバンクホークス王監督の早期快復への願いを込めたメッセージの募集が行なわれた。
王監督は胃の全摘出手術を受け自宅で療養中だったが、食事の摂取が上手くいかず5日に再入院している。今週中には退院する見込みだという。
メッセージの募集は、青年会議所や福岡市、福岡ソフトバンクホークスなどが中心となって呼びかけたもので約2,100枚が集まった。メッセージは、「早く元気になってください」「完全に快復して帰ってきてください」「優勝のためにはあなたが必要です・・・」「早く元気になって顔を見せてください」などで、多くの通行人が足を止めて王監督への思いを書き綴った。
集めたメッセージは、1冊の本にして王監督に渡す予定。「王監督は退院の記者会見に出席できる状態だったので、メッセージを読むことなら出来るだろうと考えて実施した。オリンピック招致アドバイザーや福岡市の名誉市民であることから、今回は福岡市も協力しメッセージ募集を行なった。市民が王監督を心配していることを伝える手段がなかったため、集まったメッセージカードを責任を持って届け、王監督に市民の思いを伝えたい」と、福岡・九州オリンピック招致推進委員会の堤さんは話している。