三菱地所レジデンス(東京都千代田区)、積水ハウス(大阪府大阪市北区)、西日本鉄道(福岡市中央区天神1)が開発するツインタワーマンション「ザ・パークハウス 福岡タワーズ」のプロジェクト発表会が8月21日、開かれた。
プロジェクトについて発表する三菱地所レジデンスの脇英美取締役社長
福岡市中央区地行浜に、WEST棟・EAST棟の2棟で構成する。敷地面積はWEST棟が約6780平方メートル、EAST棟が約5300平方メートル。階数・戸数はWEST棟・EAST棟ともに地上28階建て、各292戸の総戸数584戸となる。
今年11月21日に隣接地内に開業予定の大型商業施設「MARK IS 福岡ももち」と住宅の複合開発。マンションと施設を合わせた総敷地面積は5万4000平方メートルを超え、住宅と商業の複合開発としては九州最大級という。
外観デザインは「MARK IS 福岡ももち」や周辺施設と一体感のある設計とし、多くの部屋からオーシャンビューやシティビューを望めるよう六角形の形状を採用。免震構造で、防災対策として防災備蓄倉庫や非常用発電機も用意する予定。部屋の広さは1LDK(約41平方メートル)から3LDK(約102平方メートル)まで全21タイプをそろえる。
WEST棟とEAST棟の中央には独立した「共用棟」を設け、ラウンジやパーティールームなどの機能を備える。WEST棟の風除室正面には、福岡の伝統工芸の一つ「大川組子」による波間をモチーフとしたアクセントウオールを配置する。
モデルルーム「ザ・パークハウス 福岡タワーズ レジデンスギャラリー(中央区赤坂1)」は今月31日にオープンする。完工はWEST棟が2019年12月下旬、EAST棟が2020年度下期を予定。