大丸・福岡天神店(福岡市中央区天神1)が6月1日、大丸・松坂屋オリジナルレジ袋、食品用手提げ袋の有料化を始めた。
7月1日施行となる容器包装リサイクル法の関連省令改正に伴い、小売事業者で持ち手の付いたプラスチック製買い物袋の有料提供が義務化される。大丸松坂屋百貨店(東京都江東区)では地球環境保全のため、二酸化炭素排出量・海洋プラスチックごみ削減に取り組んでおり、その第一歩として、レジ袋有料化を行い、客と共に使用抑制を実践する。
有料化するレジ袋と価格は、「大丸・松坂屋オリジナルレジ袋」(M袋=3円、L袋=5円)、「大丸・松坂屋オリジナル食品用手提げ袋」(M袋=15円、L袋=20円)。有料レジ袋の売上金の一部は、福岡市を通じて博多湾の美化に役立てる。同時に、海洋プラスチックごみ削減の観点から、大丸・松坂屋総計全14種類のプラスチック製レジ袋を廃止する。
同店では、レジ袋の使用をやめてマイバッグを使うライフスタイルの定着を推進する。店内ではエコバッグ販売場所を設け、本館1階総合案内所、本館6階リビング売り場、東館地下2階食品売り場などで販売する。
このほか、社内推進活動として「私のマイバッグリレー」と題し、社員自身のマイバッグの使用状況を写真と共に紹介。社内掲示板に掲示し、リレー方式で次の社員につなぐ啓発活動を行っていくという。