福岡アジア美術館(下川端町3、TEL 092-263-1100)で9月16日より、「現代中国の美術展」が開催される。
同展は、中国最大規模の公募美術展「全国美術展」の受賞作品597点から95点を展示するもので、中国画=34点、油彩画=30点、水彩画=11点、版画=11点、漆絵=4点、漫画など=5点が展示される。作品のテーマは、のどかな農村風景や少数民族の暮らし、新世代の若者の姿や過去の歴史の抽出など多岐に渡る。
同館の堀川さんは、「現代の中国が抱えるテーマをストレートに表現した作品が多い。隣国の『現代』を知る上でも参考になるのでは」と話す。
開催期間中、出品選考にも関わった同館安永幸一館長によるトークショーも開催し、作品の解説や選考のエピソードを披露する。そのほか、「特別チャイナ・グッズ」を販売するほか、7階「アジア・カフェ」で同展にちなんだパフェを期間限定で提供する。
料金は、一般=800円(前売600円)ほか。開館時間は10時~20時。10月29日まで。