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福岡の料亭「稚加榮」2年半ぶりランチ営業再開 総菜テークアウト販売も

「昼定食」

「昼定食」

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 会席料理の料亭「稚加榮(ちかえ) 福岡店」(福岡市中央区大名2、TEL 092-721-4624)が8月1日から、ランチ営業を再開した。

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 1961(昭和36)年創業の「稚加榮」は、会席料理を中心とした料理店の運営、辛子めんたいこなど食品の製造販売を行う。ランチ営業は、同社の先代会長の「料亭を親しみやすく」という構想から、福岡店にいけすを増築した1973(昭和48)年から始めたが、昨今の人手不足の影響や社内環境改善を目指して、2018(平成30)年2月25日をもって休止。土曜・日曜・祝日のみ昼会席として営業していた。今回、労働時間の改善や料理工程の見直し、人材募集を行い料理人の増員を行うなど体制を整え、約2年半ぶりのランチ営業再開となった。

 ランチメニューは、刺し身の3種盛り合わせや天ぷらの盛り合わせ、ワタリガニのみそ汁のほか、先着順・数量限定で提供するあら炊きなどが並ぶ「昼定食」(1,980円)を提供する。

 このほか、5月18日からは総菜のテークアウト販売も始め、「おかずセット」(500円)、「焼きさばサンド」「おつまみセット」「うにめし」(以上400円)などを販売している。販売場所は同店隣の販売店「稚加榮本舗」。販売時間は11時~19時(無くなり次第終了)。

 同店支配人の阿部将輝さんは「ランチ休止中には皆さまからのたくさんのランチ復活を願うお声を頂きありがたく思う。無事に再開でき、皆さまの喜ぶ姿を間近で見ることができ大変感動している。検温、消毒など新型コロナ対策もしているので、安心して来店いただければ」と呼び掛ける。

 ランチ営業時間は11時30分~14時(無くなり次第終了)。

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