国連人間住居計画(ハビタット)アジア太平洋事務所(中央区天神1、TEL 092-724-7124)は9月4日、福岡に立地する大学、研究機関、企業、マスコミ等と協力して「アジア都市連携センター」を設立する構想を発表した。
同事務所の野田順康事務局長は、「福岡の企業や大学などは他の地域に比べ、アジアに対するノウハウを持っているところが多い。そうした技術や情報を共有し合うことで、アジア各国への技術協力や人材育成に生かしたい」と話す。
同センターの活動予定は、アジア太平洋における窓口・連絡先の共有化や技術的蓄積・ノウハウの地域の核となる研究機関を通じた情報提供、マスメディアを中心としたコミュニケーション・ネットワークの構築による情報発信力の強化など。アジア太平洋地域における「接続可能な都市」事業を推進していく。10月には来年度中のセンター発足に向けて第1回目の準備会合会を予定。
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